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V6井ノ原、携帯ブログ「いのっち」です 1000回達成「イノなき」出版へ

 V6の井ノ原快彦(29)が、携帯電話サイト「Johnny’s Web」で連載した日記をまとめた本「イノなき」が4月下旬に出版されることが17日、分かった。2003年6月から1日も休まず連載した1000編を収録。日常の出来事を思うがままにつづった、イノッチの素顔がうかがえる1000日間の記録だ。「アイドルだからって自分をさらけ出す怖さはない。もっと自分を知ってもらって、親近感を持ってほしい」と呼びかけた。

 「Johnny’s Web」で連載中の日記「イノッチのなきにしもあらず(イノなき)」は、今月23日で1000回を迎える。スタートから約2年半。V6のメンバーとして多忙な日々にもかかわらず、昨年、風邪で入院した時も病室から配信した。日記本「イノなき」は、1日も欠かすことなく書き続けたイノッチの1000日間の記録だ。

 「最初は月に1回と言われたけど、自分に責任を持たせたいから毎日やることに決めた。これまで日記は三日坊主だったのに」とイノッチ。仕事が長引いても、酒を飲んでもノートパソコンに向かった。9文字だけの日、午前4時に出稿した日もあった。「口では伝えられないことを、かみくだいてストレートに表現できるのが文章の魅力」と書く楽しさにとりつかれている。

 米ラスベガス旅行や、昨春卒業した通信制高校、親友のシンガー・ソングライター森山直太朗など話題は多岐にわたる。日常に転がるネタをメモに取り、思うまま書きつづった身辺雑記風。毎日書き続けることで「作詞するとき、深みのある言葉がたくさん出てくるようになった」と“本業”への効果を挙げた。小説や舞台の脚本も「いつかは書いてみたい」と意欲を見せた。

 「イノなき」には、新たに後日談を書き加え、日記に登場した野球のグラブなどの写真も数点収録。本の出版は雑誌連載をまとめた初エッセー「アイドル武者修行」(04年)以来2冊目。ともに、単なるアイドル本とは違い、仕事観や人生観など、イノッチの“素”が垣間見られる内容だ。V6という人気アイドルグループにありながら「ファンを意識して最初は無理してたけど、80年代の(完ぺきな)アイドルにはなれないから」と、等身大の自分にこだわる。

 日記を通じて「『ぼくはこんな人です』と知ってもらいたいから、さらけ出す怖さはない。ダメダメな文章も含めてぼく。ファンに親近感を持ってほしい」と語った。同サイトの連載は今後も続く。取材日も「午前中だけで4つのネタがあった」と、うれしそうに笑った。

 ◆井ノ原 快彦(いのはら・よしひこ)1976年5月17日、東京都生まれ。29歳。88年にジャニーズ事務所入りし、91年「湘南ペンション通り」でドラマデビュー。95年結成のV6のメンバーとなり「Music for the people」でCDデビュー。映画、舞台、バラエティー番組で活躍。

(スポーツ報知) - 2月18日8時3分更新

 

井ノち很強哦~這是第二本書啦!おめでとう~
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